トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンが制作したアメリカンユートピアというショーをスパイク・リーが監督で映画化した作品です。
デイヴィッド・バーンの歌声に最後まで引き込まれました。
サブボーカルやバンドのメンバーのかっこよさも際立っています。
ライトが消えると見えなくなりライトが当たるとパッと浮き出ることから選んだというグレーのスーツと、シンプルにするためにいらないものを削っていったら人だけになったという裸足で人々が動き回る少し不思議な空間。
ミュージックも印象的ですが、素晴らしいのはそのメッセージ。今やアメリカだけではなく世界が抱える問題を音楽やダンスを通して語りかけてきます。
観客との一体感が伝わり映画を観ているとうよりショーを体感しているようでした。