リベラルの平安京、ニューヨークでなければこういった黒人音楽との融合は生まれず思想の発信もしづらく演出美術衣装もニューヨークでなければこの舞台のようなミニマムさもよしとされないだろう。したがってニューヨークの話でしかないのでスパイクリーがこの映画をディレクションするのも必然性しかない。客が白人の富裕層ばっかりなのもまたニューヨークの話でしかなくそれまた必然なのである。
生まれ変わったらビリージョエルになってスタジアムでコンサートをしてラストをポールマッカートニーに任せLET IT BEを歌わせるような人間に俺もなりたいと改めて思った。これは間違いなくこの映画の感想である。
音が小さいのが残念で残念で仕方なく編集撮影も一昔前で古いなーってずっと思ってしまいました