月と太陽

アメリカン・ユートピアの月と太陽のネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ブラボー!!
よかった!
とても洗練されてた!

いい声!デイヴィッドバーン!
最初は難しい顔のおっちゃんで、シンプルすぎる舞台で、これで2時間もつんかなーと思ったけど、後半にいくにつれてどんどんよくなっていって、最後は最高な気分になった!

あんなショーは初めてで戸惑っていた。でもデイヴィッドバーンが、人は人を見る。無駄なものは全て省いたと言った時に、あぁそうかー!と合点がいった。
そしてまんまとその通り、私は人を見てたし、後半は演奏者ひとりひとりに愛着が持てるくらいになっていた。
楽器を固定しケーブルで繋ぐのではなく、体の一部みたいにくっつけて、舞台を縦横無尽に動き回る。前に出たり引っ込んだり、ソロパートがあったり、みんな違ってみんなよかった。
ダンサーのふたりもとびきりかわいかった。
多国籍の男女が入り混じり、それぞれ耀くところをバランスよく融合させて気持ちよくハマってたような感じ。
みんないい顔だった。

最後、デイヴィッドの素直な笑顔もよかったし、演奏者もダンサーも観客もみんながいい顔してた。嘘はなかった。純粋だった。

こういう人たちの素晴らしさを、子どもに見せたいと強く思った。オリパラもこんな風に楽しめたら最高なのになぁ。
月と太陽

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