冒頭はモダンすぎて「あれ?これはハズレか?」と思ったけれど、結果感極まって涙してしまった。
このショーには私が愛したアメリカがあった。
トーキングヘッズの音楽はあまり通ってこなかったのだけれど、伸びやかな声で社会的メッセージを歌い上げ、エンタメとして昇華させる、アメリカンユートピア(アメリカの理想郷)がそこにはあった。
・選挙にいこう
・多様性を歓迎しよう
・差別をやめよう
当然のことなのに、その当然が失われ理想郷ではなくなってしまったアメリカ。取り戻そうとブロードウェイで発信し続けている大物アーティスト。そんなへこたれなさにいつも魅力されてしまうんだ。