ぶちょおファンク

アメリカン・ユートピアのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

映画館の音響だったらまた違った印象になるかもだが、
それでも音楽が趣味なんでアンプ経由のゼンハイザーのヘッドホンで鑑賞したのを最初に記す。
そして海外の有名ベテラン・ミュージシャンなら…
ジェームズ・ブラウン、マイケル・ジャクソン、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン…等々の生ライヴ鑑賞しているのも付け加えておく。

見どころ
◯“歌詞”の訳があるので歌の意味が分かる。
◯音楽ライヴではなく基本は“舞台”なんで観客は椅子に座っているが、結構な頻度でスタンディング・オベーションがあり、さすが本場のリアクションだなと感心する。
◯エンドロールが一番自分好みでウキウキした。(笑

気になる点
●スパイク・リー監督(製作)、
元トーキング・ヘッズのフロントマン・デイヴィッド・バーン、
『アメリカン・ユートピア』はバーンのソロワークスでは14年ぶりのアルバム…という付加価値。
●この趣きで不特定多数に受け入れられ高評価。
あとは同調スコアで…。


☆総評
“音楽家をアーティスト”と言うヒトが好みそうな作風。
(自分は芸術家をアーティストと言う)

フェスで知らないミュージシャンらの曲を聴いて「これは…!!!!!」となることもあるが大抵は右から左へ聞き流す。
D.バーンやトーキング・ヘッズの名前は知ってる程度なんで彼のパフォーマンス・ライヴを観て聴いても特に感銘を受けることはなかった。
(数曲はグルーヴィーでなかなか良いのも)

物語のあるアルバムを“舞台”にしたというよりも、
メッセージ性のあるアルバムの舞台化…というよりほぼ音楽ライヴであり舞台でも映画でもないように思える。
(記録映画ではある)

この世代の日本のベテラン・ミュージシャンなら、ライヴもライヴ映画も観てるけど山下達郎さんのこういうのを観てみたい!
それか…陽水さんとかなら面白いかも?!


2022年100本目(+短編2本)