波野なみ松

アメリカン・ユートピアの波野なみ松のレビュー・感想・評価

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
3.0
公開当時、ラジオ『東京ポッド許可局』で論評されていたり、大槻ケンヂ氏もSNSで褒めていたり、とにかく各所で評価されていた映画。今ようやく観れた。
デビッド・バーン以外に、私がついつい目で追ってしまったのは、ダンサーの2人。ひとつひとつはシンプルな動作なのに、楽しくてイキイキして美しい。もちろん、音楽自体がなんだか踊りだしたくなるような演奏なのだけども。全体的に躍動感が半端ない。
トーキング・ヘッズについて何も知らなかったので(実を言うと、トーキング・ヘッズとレディオヘッドとモーターヘッドがごっちゃになる病なのです)、Spotifyで映画の録音盤とオリジナルのトーキング・ヘッズの曲を聴き比べてみたけれど、断然、映画のほうが素晴らしかった。どのように素晴らしいかというと、それはつまり、ユートピア感。
だったらなぜ辛い点数かというと、家で一緒に見ていた配偶者が、途中でスマホをいじりだしたから。劇場で見ていたら、こんなことはないだろうけど、舞台の映像を家で見ると、集中が切れてしまう。ライブステージ>映画館>家なのは仕方ないよ。
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