デビットバーン。多感な時期にトーキングヘッズを聴いて今まで聴いていたロックバンドとは違う不思議な魅力を感じ、映画STOP MAKING SENCEを今はもう無い吉祥寺のバウスシアターに観て、まるでライブを観たような感覚になり放心した状態で劇場から出た来たのを今でも憶えている。その続編?新作?って事で期待に胸膨らませ鑑賞した。
正直トーキングヘッズ以降のデビットバーンの活動は全く追いかけていなかったので、やはりトーキングヘッズの曲とそれ以外ではこちらの温度の上昇率は違うものの、ダンサーや演奏者のレベルの高さを感じさせるところが多いしステージの演出がスタイリッシュで観ている方もなんかオシャレになった気がしてくる。従来のケーブルに繋がれた楽器を定位置で演奏するスタイルとは大きく異なり
ステージを隅から隅まで使い切り最後は舞台を降りて観客席を行進までしてしまう程自由度に満ちている。
STOP MAKING SENSE の時ほどの震える様な感動は無かったが、そこそこは楽しめたかな。