デヴィッド・バーンのパフォーマンス・ライブなんだけど、ドキュメンタリーというよりはしっかり作られていたパフォーマンスという感じか。シニア世代映画だよな。懐かしい音楽と微妙なダンスが坐骨神経痛に効きますという感じだった。マーチング・バンドのイメージ。
チンドンよりもフォーメーションが綿密に出来ている感じ。渋さ知らズのライブのテクノ版のような。ただドラム主体の音楽だから気持ちがいい。それと極めて政治的だった。こういうのは日本のメジャーシーンでは出来ない。スパイク・リーが関係していたのはそういうこと。
最後のプロテスト・ソングは感動的だったな。亡くなった黒人の名前を一人一人告げるの。こういうところだよな。アメリカの素晴らしいのは。あと選挙ネタも面白かった。そういう笑いをステージでやって、きっちり投票しよう運動を会場でやっているのが素晴らしい。