KnightsofOdessa

静謐と夕暮のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

静謐と夕暮(2020年製作の映画)
3.0
[] 60点

ロサの音響が悪いのか映画自体が悪いのか判断しかねるが、どうも音の大小とかの居心地が悪くて恐らく100分ほどはむにゃむにゃしていた。上映後に監督が言っていた通り、本作品は亡くなった人について、記憶=過去とそれを託された人々=未来を描く作品である。台詞は極限まで少なく、中心となるカゲに至っては一つもない。そんな静かな作品なんだから余計に音には拘ってほしかったんだが。カゲが天井を向いて涙を流すシーンが好き。劇場で入場者特典として、カゲが貰った写真屋の封筒が配られてて、公開規模の小ささから来る映画との距離感の近さを感じるなどした。
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