アクアマン／失われた王国のエニグマのネタバレレビュー・内容・結末

DCEUの最終作と言われてる以上、その点を含めて評価せざるを得ない。それで言うと本作は正直言って物足りない。ポスクレを期待してたが、あれでいいのか？この作品のポスクレとして見ても雑じゃないか？
作品自体は決してつまらない訳じゃなく普通に面白い。前作のようなカラフルな海の描写が好きなので今回も変わらず良かった。ブラックマンタも途中まではちゃんと強いし主人公の因縁の相手としてカッコよかった。
アンバーハードのシーンが特に削られてない様に思えたのは良かった。相変わらずちゃんと強いし。ウィレム・デフォーがスケジュールの都合上出れなかったので死んだ扱いになってたのは残念。遺言とかも話されていて俺が知らないシーンでもあるのかと思ったら、設定で死んだことにされていた。アクアマンとオームの兄弟も北欧の兄弟さながらの凸凹コンビで面白かった。ただアクションシーンが前作と比べて見応えがないというか少ない。ドンパチしそうになったら終わるの繰り返し。最後に邪悪な王が復活したと思ったらトライデント一発で退場て…… ブラックマンタもあっさり退場しちゃうし… 文字通り投げやりな終わり方でビックリ。前作のような盛り上がるシーンが今回は特になかった。
最後はオプティマスプライム然りトニースターク然りの口上で終幕。そこは開き直ったハッピーエンドで良かった。
フラッシュと公開順逆にしてフラッシュの最後にジャスティスリーグ登場させて大団円の方がスッキリしたかもしれない。