相変わらず本当に現代の海かってくらいに多種多様な生物や国やテクノロジーが出てくる、テンション高めのエンタメ・バディムービー。
王妃メラとの子供に見せる父親の姿、前作《海の覇王》ことオームに見せる兄の姿と、"アクアマン" よりも "アーサー・カリー" という人間にフォーカスして描かれていたように思う。
ただ、物語の展開やヴィランはありきたりで、意外性や目新しさは感じられなかったのが正直な所。
肉弾戦も水中ではなく施設内が多くなっており、アクアマンとしての本領は発揮されていないように見えてしまった。
個人的にブラックマンタのレトロ渋さが大変好みで、対ブラックマンタ戦は短くも見応えがあって良かったのだが、前作から続く扱いの不憫さには泣ける。
…ところでGネタは誰得なんだろう。
海外だと鉄板ネタだったりするんだろうか。