既に閉店の決まってる店で勧められたポイントカードみたいな状態になっちゃってるけど。供給過多で食傷気味だとか文句垂れたりもするけど。一応やればまだ観に行く、今年のアメコミ一発目。
…前作同様、場面場面で（大袈裟に）盛り上げたり、笑いを挿し込んだりとかはフツーに上手いんだけれども…。
冒頭のコミカルな導入からその気はあったけど、「投獄されてた弟と凸凹コンビ結成」となる中盤以降は、いよいよ「ソー」とのカブりが行き過ぎじゃないかと感じられるように。そこが面白いと思える人もいるだろうけど、自分は『アクアマンはそこそこのポジションなんだから、そこはもーちょいマナーというか、矜持を保ってさ…』と、どちらかといえば不満でした。「うるせーな、ロキかよお前」とセリフで直接言わせちゃってからは『あっ、それっくらいの志ですか…』と、半分くらい醒めた目で観てました…。
その件は置いといても、前作と比べて「フレッシュな画」が全体的にやや乏しかったのも、物足りないところ。
…良かった点！
・悪の組織の「昭和ゴジラのX星人」っぽいユニフォームのダサさ！ 「そういう作品ですから！」と端的に表しているようで、これは良かった！w
・相棒のタコ君！ 正に前作で『なんか海の生物で、主人公の相棒的な（マスコット）キャラ、欲しいな〜』とか思っていたので、これには膝を打った！ クライマックスにも活躍させて欲しかった！
