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アクアマン/失われた王国のせっのレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
4.2

前作でアクアマンに見放されて父親をなくし引き続き恨みを持つマンタがヤバい剣を手にしたことでかつて封印された闇の王国が復活を目論み、それを阻止するためにオームとアーサーが兄弟で共闘する話。

今回はアーサーとオームが兄弟でイチャイチャしながら旅を続けるので、見ていて微笑ましかった。ずっと一人っ子として育てられてたから弟とじゃれ合えてニコニコしてる様子が、可愛いのなんの。勝手にどっちが早いか競走してたり、嘘で弟からかってたり(ゴキブリ食わせるシーンまじでなに笑)。ラストの戦いも2人で剣の取り合いでちょっと可愛かった。

そんなじゃれあいだけでなく、見た目も性格も真逆な2人を見ていると、このオームの真面目すぎるけど冷静な視点がアーサーにあったら、マンタの父親を見捨てるという過ちを犯さなかっただろうし、オームもアーサーの頭で考えるより直感で正しいことが出来る筋肉バカな面があれば前作で悪に手を染めることもなかったんだろうなと。見ていて「俺たちはいつでも2人で1つ〜」と頭の中に流れ出した。

そんな微笑ましいとこもあるけど前作よりもジェームズ・ワンのホラーみが強かった気がする。恐怖演出だけじゃなくて、気持ちの悪い化け物の描写にワン監督のクリーチャー愛を感じた。

モモアのアクアマン好きだったからDCEU終わったもまた出てきて欲しいな〜
せっ

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