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アクアマン/失われた王国のspitfireのレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
3.7
前作は4DXでびしょ濡れになりながら見たので、今回もGDCSの4DX+スクリーンXで鑑賞しました。相変わらず剛腕で生き急ぎ気味、スピードがパワーを生む作劇でエンタメ精神過剰。乱暴なように見えて登場人物の感情に矛盾や不整合は感じず、ストレスなく見られました。海中や砂漠のビジュアルも凄まじく、またちょいちょいスター・ウォーズへのオマージュを感じられたのも良かったですね。
ただ、前作を見たときのような高揚感や心地良い疲労感はないな、という具合です。ここんところよく見る家族を巡る作劇に食傷気味だったり、作品に求められるものを完遂するだけで意外性が無いように見えたり。あるいは4DXでは思ったより水が飛んでこなかったり……。たぶん、原因は作品よりも私や環境によるもので、なかなか難しさを感じます。

4DXが不完全燃焼気味だった分、スクリーンXの性能はしっかり確認できたと思います。特に海の生き物が包囲するシーンでの臨場感は圧巻。まあ、その後の展開が本当にヤケクソで笑うしかないんですけど。あと茶風林さんの吹替も久しぶりに聞けてよかった(コナンは見ていないのよ〜)。
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