DCEU圧巻のフィナーレ!とはならず
しかし昨日の敵は今日の友
そんな素晴らしいメッセージにグッときた最終作だった!
実質、前作最大の敵が相棒となる流れがまんま「スーパーコンボ」で漢同士が意見や考えの違いでぶつかり合いながらも最後には協力して敵を倒す少年漫画的な面白さ
なんならアクアマンはオームを仲間にすること自体乗り気だからこのいい意味で過去のことを気にしないモモアのキャラクターにはスゲー好感が持てる
オームも自分が王になるべきだという想いはまだ残ってるが罪を認めた上で自己修正する立ち回りにもグッときたし過ちを犯した漢の更生術として教科書にしたい
前作の方がアクションは良かった
グングン回るキレッキレならぬヌルッヌルのカメラワークは凄かったしアクションジェームズワンの手腕が光りまくってた
本作はスーパーコンボチックなバディモノてしては良質なのだが肝心なアクションは陳腐
クライマックスのアクアマンvsブラックマンタ戦こそ前作と似たアクションを味わえるが終盤にかけてはアクションの存在感は薄いのが勿体なかった
ユニバースモノの柵に縛られず1つのバディ映画として見れば結構好きな作品ではある
なんならラストのアクアマンとオームのやり取りとかアレを食うオームの顔とか温かみを感じた
決して失敗作ではなかったがユニバースの波に巻き込まれた悲運な作品として刻まれてしまうのが悲しい。是非3作目も作ってほしいけどそれは叶わなそうだぜ