何かとMUCと比較され波乱万丈だったDCEUもモモアマンでようやく終了。ファンサービスのカメオ出演と無理くりのユニバース繋ぎでこのままダラダラと続けられてもなぁ、という思いもあってDCEU終了は正直ホッとした。前作『アクアマン』と今作『2』の前編後編2部作としてちゃんと終わってるとこがいいね。
王位継承や仲違い兄弟協力作戦はMCU『ブラックパンサー』『マイティ・ソー』と被るところですが、もうアメコミ界でのキャラ被りや設定被りは今更って話でストーリーも単純なほうがアトラクション映画として楽しめるんでそれで良いじゃないの。
劇伴でシンセサイザー使うとこ『マイティ・ソー3』っぽかった。劇中ではロキの事にちょっと触れてるし最後のアクアマンのセリフは『アイアンマン』だし、ここまで開き直ったMCUイジりは逆に気持ちいいね。基本、ジェームズ・ワン監督作品にハズレなし。さぁ、これからはもう一人のジェームズ、「ガン」指揮下で生まれ変わる新生DCU、どうなって行くんでしょうか。
ニコール・キッドマンとドルフ・ラングレンが同じ画に写ってるのは他の映画じゃまずないだろうな。そんな意味でも魅力的なキャスティングでした。
