アクアマン／失われた王国のzakiのネタバレレビュー・内容・結末

ノリの良い大音量大味アクション大作って感じで悪くなかった。冒頭「born to be wild」が流れるモンタージュシーンの最後、「この曲流すならアレやっとく？」とばかりにあんま必然性の無いモモアちゃんのバイク運転シーンが挟み込まれるそのセンスが全体を貫いていた気がする。何か終始どがーんぼがーん鳴ってたし。物凄い都合良いタイミングで助けが来たりするし。弟の赦し方/赦され方も良いのかって気もするし。でも楽しいのでOK、って感じ。

アーサーの子育て描写もそうですが、シン博士の「自分はやりたくないですが会社がやれと言うので…すいません…」って感じの立ち振る舞いも含め、中年子持ちサラリーマンの心を打つ作品になってきた気がします。

ブラックマンタの扱い（前作みたいなファイトスタイルが見たかった）やラスボスとの闘いの呆気なさに不満はありますが、ラストのスピーチの普遍性のあるメッセージにちょっもグッと来てしまった。