ヤスマサ

アクアマン/失われた王国のヤスマサのレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
3.2
海底の帝国アトランティスの王アクアマン(ジェイソン・モモア)が活躍する「アクアマン」の続編。
はるか昔に封印された「失われた王国」が、ブラックマンタの復讐心を利用して甦ろうとする企てに、アクアマンと幽閉されている弟オームが協力して立ち向かうSFアクション。
ブラックトライデントを見つけ出したブラックマンタは、邪悪な呪いによって強大な力を得て、手強い敵となってアクアマンの前に再び現れる。

いきなりの♪Bone to be wild ♪ に、ジャスティス・リーグのステッペンウルフが絡むのか⁈ と思いきや、考え過ぎだった。
アーサーが子煩悩な父親になっていて、部屋にはギターが置いてあったりと、俗っぽい生活が垣間見える。
台詞に「ウィルソン(キャスト・アウェイ)」や「アズカバン(ハリー・ポッター)」といった言葉からも伺えて面白い。
前作からの続編ということで、キャスティングはほぼそのままに、シン博士も登場するが、バルコ(ウィレム・デフォー)がいなくて少し残念。
ストーリーは単純なのに、登場人物が多く相関関係が複雑なのか、なんとなく分かりにくい。
きちんと復習してから観た方が楽しめただろう。
前作が面白かったが故、期待値が上がっていたと思うが、目新しさを感じず、今ひとつ気持ちが盛り上がらなかった。
違う意味で気持ちが盛り上がったのは、新たな食文化が開かれるかも…、というオームが可哀想に思えるキモいシーン。
DC好き、スーパーヒーロー系が好きという人向きの映画。
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