前作は革新的なアクションの数々と目新しいアイディアで観客を驚かせてくれましたが、今回はDCの悪い部分が全て詰め込まれたかのような時代遅れの作品になりました。
先の読める展開と無味乾燥なキャラクター。ソーとロキの兄弟コンビの究極的な劣化版であり、何の魅力も特徴もない弟との退屈な共闘。例をあげたらキリがない程に、2024年とは思えない展開と設定の数々に度肝を抜かれました。
アクションも古臭いものばかりで、前作の革新的なアクションへの冒涜とさえ感じます。アクション映画には、ヒーローよりも質が求められているのではないでしょうか。
