熊犬

DC がんばれ!スーパーペットの熊犬のレビュー・感想・評価

3.5
【ヒーローものに食傷気味の人でもいけるヒーローもの…かな?】

原題:DC League of Super-Pets

スーパマンが赤ちゃんの頃、クリプトン星から地球に向けて脱出する際に一緒に乗り込んだ愛犬クリプト。彼は今や、スーパーマン同様スーパーパワーを持ったスーパーペットとして地球の危機に立ち向かっていた。
一方、宿敵ヴィランであるレックス・ルーサーはスーパーマンの力を奪う緑色のクリプトナイトとは逆の性質で、スーパーパワーを与えるオレンジ色のクリプトナイトの研究をしていた。彼の誤算はこの石は人間ではなく"ペット"にしか効果がない事…
オレンジ色のクリプトナイトでレックスの代わりに力を得たモルモット軍団がジャスティスリーグの面々を撃破する中、スーパーペットのクリプトは、クリプトナイトにより同じくスーパーパワーを得た不死身の捨て犬、体のサイズを自由に変えられる捨て豚、電撃を操る捨てリス、高速移動の捨て亀、と共に世界を救えるのか!
…な映画。

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昨今、大量に出ているスーパーヒーロー映画。その中で不思議と出てなかった方向かも…?強いて言えばミスターインクレディブル?紛れもなくヒーローものなんだけど、全体的にポップなアニメ調なので、さらっと観やすい。やられ気味なDCスタジオの新しい方向性となりうるかも?

各スーパーペット達のキャラクターが立ってて、とても良かった。堅物で友達が出来ないスーパー犬の"クリプト"に始まり、兄貴肌の不死身犬"エース"、ヒーローに憧れる豚"PB"、高速お婆ちゃん亀"マートン"(組み合わせが良いな)、ビビりの電気リス"チップ"。敵のモルモット達(と猫)も良い。全部良い。この辺、キャラクターのバランスとか作り方が上手いよなー。安心して観てられる。

あとスーパーペット達もそうだけど、ジャスティスリーグの面々もちゃんと出てくるの良い。何気に凝った作りで、ヒーロー達のファンを楽しませる様に色々な小ネタやこだわりがあるのもポイント高い。

総じて、観やすくて適度に楽しめる作品。

■本日のビール『ワオ フレンドシップ』
醸造所:Brew Classic(日本 / 石川県)
ホップはネルソンソーヴィン一種類。ホップを楽しむ為にどっしりとウェットに作ったIPA。今回はビール自体というよりも、ラベルのかわいくも変な動物と、フレンドシップの名前だけでチョイス。
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