あとどれだけイーストウッドの映画を見られるのだろうか、と勝手に寂しい気持ちになり、銀色のワーナー・ブラザースロゴが出た段階でもう涙腺がヤバい訳である。
カウボーイハットを被り、夕暮れの中で酒を飲み、馬と共に大地を駆けるイーストウッドの美しさに大泣きであるが、最後まで見ると、なんとも、拍子抜けしたというか、なんだこれは。
まだまだ女にモテるし暴れ馬に乗るしパンチも効く。
それにあまりにも無時間。なんにも急いでいない。イーストウッドが余裕なのである、、、
いつも映画の最後では微かな気配を残して消えていたイーストウッド、グラントリノでは完全な消失まで見せたにも関わらず、運び屋に引き続き今回も完全に「居場所はわかっている」。
いったい、、いったいこの先どうなる?、