このレビューはネタバレを含みます
グラントリノみたいな感じかなと思いながら観たら、全然違いました。
はじめはさすがにイーストウッドさんがかなり年を取られたなと少しショックでしたが、やっぱりカッコ良い背中を見ているうちに、気にならなくなりました。
主人公の姿は人生の喜怒哀楽、山も谷も経験した大人の男しか辿り着けない境地だと思いました。
責めない、急がない、無理しない、なのにあの荒野のようなメキシコを少年を連れてくぐり抜け、最終的には任務を遂行する。
渋い、渋いです。
渋いってこういう事なのですね。
また1つ勉強になりました。
イーストウッド監督に次作はグラントリノ、クライマッチョ、とはまた違う世界を見せていただきたいです。