劇場イーストウッド初体験。
人肌の温もりが感じられる素晴らしい作品であったが、、、、やはり御年９１歳のイーストウッド、終始謎の緊張感が拭えなかった（笑）。
ただしその分、彼にしか出せない独特な 「香り」が色濃くなっていたのは確かである。
あの眉間に皺を寄せた表情や皮肉が効いた台詞回しは、約半世紀を生きた彼にしか表現出来ない演技であろう。
そしてたまに見せるあの笑顔････。
････やられた。
つい涙腺が緩んでしまう。
あんな優しい笑顔には滅多に出会えない。
老いても尚前向きに映画制作に勤しむ孤独なる男。
彼こそが真の［マッチョ＝強者］であると改めて実感した。
まさに「向かう所敵なし」である。
