なんかもう笑っちゃいましたよ、正直。いくらなんでも見るからにおじーさんもおじーさんじゃん、90越えのクリント・イーストウッド。そんなオールドマンをつかまえて、夜の一戦を挑むセクシーママ（笑）。断られると「恥をかかせるつもり？」って、いや、笑うって。イーストウッド監督脳内のファンタジーか何か？
さすがに無理あるやろーーーっ！
どこに行ってもモテモテだし、グレてるはずの少年はたいしてグレてないし、なんかもう全体にゆるすぎる。そのゆるさを楽しむ映画なのかもしれんけど。
昔イキってた自分を反省しつつ、肩の力を抜いて、じーさんになった自分（でも熟女にモテモテ）を受け入れたって話なのかね？
クリント・イーストウッドにしか撮れんね、これは。いやいやいやいや、マジですごすぎる！
メキシカンやアジア人という（米国の）社会的弱者にも優しい老カウボーイ（そして元タフガイ、元マッチョの）、クリント・イーストウッドっていう立ち位置は好きだけど…さすがにこれは…
飲み込み方が難しい一作でしたわ。
