敵、弱っ！
90才超えても監督主演をこなそうとするのは拍手だけど、映画としては酷いな。
仕方がないことだけどちょっと歳をとりすぎてしまった。ストーリーや演技がイマイチでもここまできたら好きにやらせてあげましょうという忖度も感じてしまう。
結果、こちらは何を見せられているんだ…と。
90過ぎのオジイだよ？美女にベッド誘われるとかパンチ一発でヤカラをやっつけるとか未亡人との恋が芽生えるとかもうクリント・イーストウッド自身の夢物語でしかないでしょう。孤独で馬がいてカーアクションがあって実は人情の人で。全部詰め込みたかったのはわかるけどさ。
役者として監督として好きだからこそ見ていて辛い。誰か止めてあげる人はいないのか。
正直、2018年の「運び屋」でやめておけばよかったのに。
引き際って大切。
