YasujiOshiba

レミニセンスのYasujiOshibaのレビュー・感想・評価

レミニセンス(2021年製作の映画)
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アマプラ。23-135。水に沈んだマイアミのハードボイルド記憶探偵もの。レベッカ・ファーガソンが眼福。ずっと見てられる。ヒュー・ジャックマンはその引き立て役。その引き立て役を引きたるタンディ・ニュートンは面持ちが大人。ドンパチやらせると抜群にかっこよい。

監督のリサ・ジョイはテレビシリーズの『ウェストワールド』のショーランナーのひとりとして評価されたのね。映画はこれ一本だけだけど、そつない作り。とくにファーガソンやニュートンなどの撮り方がうまい。なんだろ、しっとりと撮ってくれてる。だから地面は水に使ってるんだよね。そこがよい。

ジョイは僕の大好きなアマゾンの『ペリフェラル』にも関わっているみたい。このシーズン2を楽しみにしてたのだけど、2023年の映画俳優組合とアメリカテレビ・ラジオアーティスト連盟のストライキのために、撮影が中止されたみたい。クロエ・モレッツの活躍の続きがみたかった。すごく綺麗に撮られてたんだけどな。残念。

ラストはハッピーエンドなのか、それともエッピーなストーリーの中途半端な終わり方なのか。まあ、うまいところで宙吊りにしてくれたなという感じでしたね。

音楽がよかった。ラミン・ジャヴァディ。イラン系のドイツ人。1974年生まれ。

エンディングテーマもぐっときたので貼っときます。
https://www.youtube.com/watch?v=KPjVPpaQES8
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