ラーチャえだまめ

ミラ: ガール・オン・ザ・トレインのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

4.0
『踊るマハラジャトレイン、出発進行〜♫』






え、ぼ、ぼ、ぼ、ボイウッド映画かよぉー!!!?そういや音声選択でヒンディー語ってあったけでも…。いやーOPからおそらく全ッ然関係なさそうなホロッホー!なんて歌いながら早速インド映画っぽい踊りで始まってしまいました。私お恥ずかしながら本格的にボリウッド映画を見たのはおそらく初めてであります…………原作はイギリス人作家ポーラ・ホーキンズによって2015年に発売された同名小説、2016年にエミリー・ブランドにレベッカ・ファーガソン、ヘンリー・ベネットにルーク・エヴァンズという超豪華俳優陣によるハリウッド版が公開されました。まぁーそれと比べて?ストーリーの“大筋”はほぼ一緒なんでありますが








コッチの方が“断然わかりやすい”







いやーこれはこれは!!ちょっとOPのマハラジャダンスにだけ衝撃を受けましたがそれ以降は“真っ当なミステリー”ものとして!?実にハイクオリティでよく出来るんですよね!!いやこれへたすりゃハリウッド版より面白いかもしれないぞぉー!?というかですねハリウッド版の方も確かに面白かったのは思い出したんですよ。“硬派なミステリー”ものとしてそして“立ち上がれガールズ”的な?社会的メッセージ性も含んだ作品でありました。しかし時系列が結構トビマストビマス♫だったんですよね。


しかし今作は違います。まず前後の時系列はそれほど動きません。動いてもちゃんと「事件の数日前__」みたいなテロップが表記されますので物語を掴みやすい。また何度も繰り返し“復唱”してくれたり、登場人物の“マインドの声”も収録されているので非常にわかりやすいミステリーになったなぁー、という印象を受けました。ただわかりやすくなったと言っても作品の世界観、“硬派なミステリー”という色は変わらず、サスペンスものとして物語としては暗いトーンに仕上がっている……




↓ブログにも感想書きました↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact
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