このレビューはネタバレを含みます
「カポーティ」を観る前に予習勉強。
処刑前に警察に肩を触られて、主人公が少し驚く演技が、困惑と恐怖が混ざって、どうして自分が人を殺したのか本当に分かってない感じがうまく表現されてて、もう完璧。
…
怖い怖い。まさしく冷血、一家を金目当てで無惨に殺す二人の男。二人の男のロードムービーのような殺人までの道程を淡々と描く。
血も涙もない残酷な殺人。しかしまた冷血なのは作中の新聞記者や原作者のカポー…
カポーティの原作はオールタイムベスト級に好きな小説なんだけど、かなり忠実に再現されていると思った。昔読んだ時の脳内映像をそのまま見ている感じがした。
それに加えて、クインシージョーンズのジャジーな劇…
このレビューはネタバレを含みます
原作はトルーマン・カポーティの同名小説(1966)で、彼は同作を「ノンフィクション・ノベル」と呼んでいます。その特徴は、実際の事件の関係者にインタビューすることによって、事件の発生から加害者の逮捕、…
>>続きを読むトルーマン・カポーティのノンフィクション小説を、『熱いトタン屋根の猫』のリチャード・ブルックスが監督・脚本で映画化。
1959年。カンザス州の片田舎で、一家惨殺事件を起こした殺人犯が、逃走し、死刑…
「カポーティー」を観て興味を持っていた作品。出てくる登場人物同様に足が地に着いていないようなストーリーのままエンディングに向かう。「カポーティー」ももう一度観たいし、小説も読みたいし、この作品ももう…
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