不況に苦しむ小さな田舎町のコーラス隊が、｢ジョイフル・ノイズ｣という全米聖歌隊コンクールでの優勝を目指して奮闘する姿を描いたハートウォーミングなゴスペル映画。
キャストは｢ヘアスプレー｣、｢シカゴ｣などのミュージカル映画に出演していたクイーン・ラティファを主演に、カントリー界のスーパースターと呼ばれるドリー・パートン、キキ・パーマー、そして私のお目当てのジェレミー・ジョーダン。
ストーリー的にはどことなく｢天使にラブソングを｣と似ているからか、どうも内容が薄く感じてしまうのが残念なんですが、歌のパフォーマンスはどれも素晴らしかった。
楽曲は
Michael Jackson
Stevie Wonder
Paul McCartney
Usher
Chris Brown・・・などなど！
序盤でキキ・パーマーの女性リードでしっとり歌う｢Man in the Mirror｣から心を掴まれ、ラストの大会でのパフォーマンスは圧巻！
ゴスペルなので宗教色が強いのかな…と思っていたら、もちろん楽曲は神とキリストを崇め讃えるものばかりなんですが、一度は耳にした事があるような曲ばかりでとても観やすかったです。
そして、何と言っても、ドリー・パートン。
彼女の曲といえば私はgleeのビーストコーチもカバーしていた｢Jolene｣しか知らなかったのですが、Whitney Houstonで有名な｢I will always love you｣も原曲はこの人の曲らしいですね。
濃い目なメイクとボリューム感たっぷりなヘアスタイルのド派手な見た目だけでなく、歌の方も圧巻！
ヘアスタイルを気にしてなのか、一人だけダンスが硬いのは気になるけど(笑)
そのドリー相手に整形ネタでイジったり、取っ組み合いになってケンカするクイーン・ラティファの貫禄もすごい！特典映像のインタビューでは｢あのスーパースター相手にケンカ出来るなんて！｣と、楽しそうでした♪
それから、私のお目当てジェレミー・ジョーダン
私は初めて｢SMASH｣で｢Broadway,Here I Come!｣を聴いた時からジェレミーの伸びのあるあの歌声が大好きなんですが、例え適当なメロディーに乗せて変てこな言葉を口ずさんでも、彼が歌うと曲になってしまうんですよね。発掘現場で響き渡る声もまた鳥肌もの。
バラード曲のイメージの強かったジェレミーがアップテンポな歌を歌うのも新鮮でした。
また｢SMASH｣みたいなミュージカルドラマや映画でこれからもっとあの歌声を披露してほしいものです！
ゴスペルやglee好きの人にもおすすめな作品♪
それから、何故かアレの後でそのままぽっくり逝っちゃったアジア系男性のスーさんにアーメン！
高血圧って怖いね。私は低血圧だけど、気をつけよう(*_*)
