お、懐かしい。いつのまにかリストに追加されてた。映画扱いか。確かBBCの単発ドラマだったかな。当時見たときの感想↓
BBC製作の名作ドラマ化のクオリティは毎度ながらさすが。「まだらの紐」その他正典を読んで以来、シャーロック・ホームズものに魅力を感じられたことがほとんどなかったんだけど、これは普通に好きでビックリした。「バスカーヴィル家の犬」は実は正典読んでないから筋が正確なのかどうかは知らないけど(他の人のレビューでは少し違うらしいね。むしろこっちの方がいいとか…)、話は地味な割に凄く楽しめる。
リチャード・ロクスバーグがホームズというのが少し意外だった!やや背が低いし、若い!でも直ぐ馴染めるくらいハマり役。ここでのホームズは理知的で計算的ではあるけど人間的に描かれているし(そしてばっちりモルヒネを打つ…二度も)、意外と地道な捜査(物証回収、潜入捜査etc.)していて、全然違和感や嫌味さがなかった。ワトソン役のイアン・ハートも、初め若くて細身でちょっとびっくりしたけど、優しさやさり気な頭脳のスマートさが滲み出てて凄くよかった。むしろバスカーヴィル家ではホームズより活躍。笑 二人のやり取りとか、いいコンビだった! (追記:この感じ、現代版シャーロックのバディ感の参考にされてるかも。特にワトソンは雰囲気似てた。)