あやと

エリザベス -狂気のオカルティズム-のあやとのレビュー・感想・評価

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本人が実際に語る部分、笑っていたけど目が嘘を語らなかった
常人にはわからないくらいの恐怖と向き合うしかなかった
自分の声は出せない 救われかけても救われかけても、脳裏に過去の恐怖が浮かんで声を奪われる

どれだけの恐怖と立ち向かい、どういう過程で内に留めず発信し、表に出ようという決心に至れたのか、想像を超えるものがあったと思われる "強さ"、なんて言葉で表現していいのか分からないけど、少なくとも彼女は最後、壁に貼られた無数のmissing の文字に鮮烈な何かを感じたのは間違いない

今の幸せを掴むまでもたくさんの辛さがあっただろう
こうして作品として発信することも、本当は地獄のような思いだったかもしれない
それが言葉以上に"強さ"を伝えてくれる
あやと

あやと