ジョニーk

ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたちのジョニーkのレビュー・感想・評価

3.7
マフィアのボスとその家族や周囲の人間関係を描いた人気ドラマ「ザ・ソプラノズ」の
前日譚(ゼンジツタン)の映画。

アメリカでは相当多くの人々に見られていたドラマらしい。
ちなみにあちらの人気ドラマは日本のそれに比べて相当長く放送されている。
日本でも「水戸黄門」や「太陽に吠えろ」といった長期放送ドラマがかってはあったのだがやはりスケールやクオリティでは見劣って感じてしまうのは僕だけだろうか。

さてこのお話はかのソプラノズの主人公
トニー・ソプラノの人生に影響を与えたギャング、ディッキーを主人公にそえている。
お洒落で男気もありスマートな彼に少年時代の彼は熱狂していたわけで、少年時代のトニーを演じるのがドラマで主役だったジェームズ・ガンドルフィーニの実子であるマイケル・ガンドルフィーニだというのが嬉しいところ。

問題を抱えたディッキーが相談しに行く収監されている叔父役でレイ・リオッタが出ていていい味を見せている。彼が悩む甥っ子に言う台詞が良かった
「仏教では人生は苦痛の連続だとされている。
それは物欲があるからだ。」
ジョニーk

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