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ローズメイカー 奇跡のバラのochoのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

バラ園を舞台にしたほっこり映画。

優しいものを見たかったのでちょうどよかった
経営難の父親から譲り受けたバラ園を守るべく孤軍奮闘する話。

フランス映画あるあるなんですが、どうしようもなく傍若無人なおばさんがよく出てきます。日本だと現実味なくて、ここまでの人はなかなか描けない…
彼の国ではまぁ、、いそうですよね

頑固なおばさんとそれを支えるヴェラという女性、そこに現れた訳ありの新人の3人

おばさんが一発逆転のアイディアとして思いついたのはライバルの巨大企業からバラを盗むこと!
中でも盗みを繰り返してきた少年の特技を披露させるわけです。盗みは成功するものの、夢の交配は失敗。

打ちひしがれたおばさんが、全てを売却しようとしたところ、やり方を教えていた新人が自然交配に成功、素晴らしい新種を生み出していました。

最後は鼻がいいことがわかった前科者の彼に自信をつけさせ、調香師のもとで修行させるべく送り出すシーン。育児放棄された彼にとって、心休まる家になっていたのはジーンときました。よかったね…

そして、メッセージの送り方がおしゃれで震えました
花言葉の本と伝えたい言葉の花のポストカードを入れるというもの…おっしゃれー!
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