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遊星王子2021のバルスのレビュー・感想・評価

遊星王子2021(2021年製作の映画)
5.0
遊星王子2021の完成披露上映会に参加してきました!
オダナナ推しなので今回の上映会に参加出来たことがとても嬉しいです!

「遊星王子」の名前は特撮好きなので聞いたことはあったのですが観たことはなかったので前作知識は無しで観ました。

まず、オダナナについて語らせて下さい!
「やっぱりオダナナが大好きだ」と再確認させられました。
オダナナの出演映画作品としては2作目になった今作ですが、やっぱりオダナナには女優としての才能があると強く感じることができる作品です。
決して爆発的な演技力があるわけではないですし、少し舌足らずで滑舌が独特ですけど、こそがオダナナの最大のポイントであり最強の武器だと断言できます!独特な空気感と喋り型がオダナナの内側の魅力を最大限に引き出していて、一度聞いたら印象に残る声と顔がベストマッチすることにより、オダナナだからこそのキャラクターが生まれ、オダナナにしか出来ないキャラクターが存在します。
正直、特別な設定のキャラクターとかは今のオダナナには少し向かないとは思います。ただ、誰の近くにもいるし誰でも共感できるし誰でも笑顔にすることができるキャラクターを演じられると思います。
まだ今のオダナナは無色透明な女優であり、どんなキャラクターにもなれるし、どんなキャラクターでもオダナナ感を出すことの出来る素晴らしい存在だと考えます。
これ色々なお仕事をして、色々なキャラクターを演じてもらって、オダナナの女優としての経験値を積んで、オダナナにしか出来ないキャラクターを作り上げてほしいです!
あと、映画と上映会の挨拶やトークを見てやっぱりオダナナには潜在的なバラエティ能力があると確信できました。これからはバラエティ女優としての道も頑張って欲しいです!

以上オダナナ推しのオタクからでした。
次は映画について語ります。

今の時代に必要な一作だと思います!
最近の映画は高度で複雑な作品が多くなっていますし、クオリティーや映画の背景や役者の演技がどうのこうの言う人(僕も含め)が増えています。確かにそのような傾向は映画業界が成長している証拠ですが、たまには「何も考えずにボーッと観て爆笑出来る映画」が必要です。
考えが浅いと言われるかもしれませんが構いません。僕はこの映画はほぼオダナナ目当てで観に来ましたが、久しぶりに映画で爆笑出来ましたし、最近溜まっていた疲れやストレスが一気に吹っ飛びました。ロボットとの戦いなんてまさに求めてたものそのものです!今公開されてるコングvsゴジラのバトルもいいですけど、遊星王子とロボットのバトルも大好きです!やっぱりあの戦いこそ特撮です!

上映前なので物語の核心に触れるようなネタバレは出来ませんが、とりあえず脇を固める役者が豪華すぎます!とくに、ありこんさんと三上さんと本橋さんを同じ画面で見るなんて「俺得すぎる!」と思い、登場した瞬間発狂しそうでした!河崎実監督最高です!ありがとうございます!
そしてなんと言っても団時朗さんときくち英一さんが出てきた時は「ジャック!!!!!!」って叫びたくなりました!
あと個人的に岩井志麻子さんがオダナナのお母さん役なのが最高でした!何かありそうな世界線の家族感笑、どこか似てるし(勘違い)なぜか違和感がない!というか合いすぎてる。さすが、瀬戸内海の黒アワビと浜松のみかん(意味不明)

主演の日向野祥さんの声がイケボすぎて男ですけど惚れました!歌上手い!音痴バージョンも可愛い!
遊星王子と舟木康介の使い分けが上手い!劇中で舟木康介が遊星王子になりきるところは、キャラクターが劇中の別キャラクターになりきるという難しい表現がしっかり出来ていて素晴らしい。一人二役なので自分の中でもキャラクターを使い分け、他人からも分かるように使い分けられているので俳優としての実力を感じる。
テレビに出ている時の遊星王子の冷静さがツボにハマりました!あと、最初のマンホールは吹きました笑

若林司さんは途中途中のストーカー中のキメ顔がキモ可愛かった笑
欲を言えばもっとストーカーしてるシーンが観たかった!土下座のシーンもめっちゃ気になる笑

遊星王子の見た目について語らせて下さい。
あれは完全に「ドラ○もん×ゾフィー」ですよね笑、と言うか80%くらい「ドラ○もん」でしたよね笑。
押入れで寝るし、どら焼きではないけどあんこ繋がりかアンパン食べてるし、もう途中から「ドラ○もん」にしか見えなくなってきた。
てか、カラータイマーってはっきり言ってたよね笑
特撮あるあるのスーツか皮膚か問題についてもハッキリさせているしあのくだりは最高!

最後に本音を言えば、ガバガバな点が多かったです。でも!そんなの関係無いくらいに面白かったし、大好きな映画でした!今年公開映画の個人的ベスト10に入らないかもしれませんが、今年観た映画にの中では1番の印象に残った映画になるでしょう!
河崎実監督さんの言葉を借りると「映画は作品だけでは無い。上映会のような体験や経験も映画の一つです。」

オダナナのオダナナ推しに手を振ってくれたのは嬉しい!ファンサ最高!
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