そもそも、涙が出たからといっていい映画という物差しにはならないと常々思っている。
でも、やっぱり泣いちゃうんですよね。
年とったから特にそう。
ムロさんもいつになく抑えた演技で、良かったです。
まぁ、この内容でハッチャケていたらおかしいけど。
お話は思った通りに進んでいくし、予想以上もそれ以下もないんですが、だからこそいい種類の映画ってあると思うのですよ。
インディ・ジョーンズじゃないんやから。
最近の映画にしては、珍しく病名をはっきり“白血病”って言ってたから「あぁ、これは治るな」っと思ったけど、またそれも、そういう次元の映画じゃないのも解っている。
なんだか、悪いことばかり言ってる気分になってしまうけど、こうゆう映画って本当に必要なんだと思うのですよ。
ただ、主人公が牧師さんであることでアレルギーを感じる人もいると思うので、そこはチャレンジャーだなぁと思いました。
本当に、何度も言いますが、こうゆう映画はいつの時代も必要なんだろうな。と、思うのであります。
