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青く震える娘のかずシネマのレビュー・感想・評価

青く震える娘(2020年製作の映画)
2.8
色鉛筆っぽいなと思っていたら、本当に着色は色鉛筆で仕上げた作品らしい。
すげー…、大変だったろうな。
アニメ的なデフォルメではない絵柄だし。

だけど、彼女の心情はよく分からない。
奇襲をかけられてから結構抽象的。
彼氏の地元へ行く事によって、彼氏がそれまでに関係を持った元カノやセフレや娼婦の方々等の過去の女性達の影が見えるのが嫌で不安だった…でもそれを断ち切ったという事?
過去に彼氏が犯罪行為をしていたんならともかく、昔の事は関係なくね?ただの思い出だろ?としか思わないし、
元カノ達からの誘惑、横取りや恨み嫉みを危惧しているのだとすれば、元カノ達にだって「今」があるのだから元彼の今カノなんて興味ないやろ…としか思わないので、あまり理解を深める事ができなかった。

絵柄と違って、音楽の使い方と選び方が唐突で大味なのフフっとなる。
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