家族といえど、言葉にしないと伝わらない事は多々あるよ、と、伝えられなくなってから気付く。
親の心子知らずとはよく言うが、正にそれを体感し、自分の立場が子→親へと変わった時に、初めて親の苦労を知り、自分の過ちを知る、そんな3世代の親子を描いた物語。
あまりにも娘が母親のこと嫌いすぎて、言葉遣いも悪いし、印象良くないな…って感じだったんだけど、過去が明らかになって、『おぅ…それは辛いな…』と感じてからの展開は見入った。
色々考えさせられるシーンが多く、観終わった満足感はあるながらも、95分の割に長く感じるくらい、不要と思えるシーンもあった気がする。
