mizuki

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのmizukiのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

パディントン嫌いすぎて、ポールキングの脚本大嫌い!って思っていてあまり期待してなかったし、途中まできもい描写(ポールキング作品にありがちな、一矢報いて一人勝ちする 下に見れる対象を創る がちゃんとあって吐き気した 一人で勝って何がしたいの?)もたくさんあったけど、巻き返しやばかった。好きと嫌いがどっちも入ってたら、それはもう最高。やられた〜。

'チョコレートを作るのは、子供の頃を忘れないため'か〜 ウォンカはチョコレートに魅せられているから、作ること自体が楽しいのかな?と途中までは思っていた。でも、チョコレートに魅せられた理由の方を重んじていて、そこがこの映画の好きなところ。目的のために、チョコレートを利用する。
『チャーリーとチョコレート工場』などロアルドダール原作の映画2本はあくまでチャーリーが主役で、
ウォンカはチョコレートの魔術師です!ちゃんちゃん
って感じだったけど、目的を見定めて、研究を重ねた結果魔法みたいな科学を使えるようになっているという部分まで本作では描かれていましたね…良すぎた。映像とストーリーのテンポが相まって、努力が実を結ぶ瞬間を目撃する追体験って感じだった。生きててよかったなと思った。こんな最高の映像がみられて。
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