青いビニール袋

ウォンカとチョコレート工場のはじまりの青いビニール袋のレビュー・感想・評価

4.5
117本目 ポップコーンはキャラメル買いました

チョコレート職人が集まる有名な街で、世界一のチョコレート店を開くこと夢見るウォンカだったが、
そこはチョコレート店の新規開店、夢を見ることを禁じられた街だった
さらにウォンカのチョコレートを盗む小人まで現れて・・・?
「チャーリーとチョコレート工場」で有名なウィリー・ウォンカ
彼の若き日の冒険を描く

マイベストのひとつ、「パディントン2」のポール・キング監督最新作ということもあり、
絶対に観にいくと決めていた作品
監督らしいミニ工場なスーツケースや色の使い方、照明の点灯を使った演出など、
観ていて惚れ惚れするかのような、甘いチョコのようなコーティングされている一方、
今作の場合は貧困、および強者による弱者への搾取を一つのテーマにしており、
社会的メッセージ性も含まれているのも、
パディントンの裏テーマとして移民問題を扱った監督らしい作風となっていた

本人がその格好をしている画像を見た時から絶対良い作品になると思っていましたが、
実際見てみるとまさにシャラメの独壇場でした
影のあるキャラを演じてくることが多かったシャラメだけど、
今作はそのイメージを吹っ飛ばすかのように、
赤いコートとハットを纏い歌いまくり踊りまくり

楽しい映画であることは間違いないので、
ミュージカルがヒットする日本の映画市場でぜひヒットしてもらいたい
そしてよりシャラメのことを知ってもらいたいと思った1作