全然期待しないで見に行ったら結構面白かった。パディントンが好きな人には特におすすめ。同監督作なので、作品の雰囲気も似ていて、暖かくて楽しげなタッチで見やすいです。
ティム・バートン版とは話の繋がりもなく、作品のイメージもかなり違うので、同じ原作にインスピレーションを受けた全く別の作品と思ったほうがいいと思う。ちなみに私はバートン版よりこっちの方が好き。
ティモシー・シャラメによるウォンカも、人間不信で奇人丸出しだったジョニー・デップ版より随分と人好きのする穏やかで優しい性格になってます。なにより映像が綺麗でいいです。バートン版みたいな毒々しいカラフルさはないけれど、動物園の夜景とか、チョコレート店の内装とかがよく撮れていてきれいでかわいい。歌はもう少し記憶に残るような強い曲が欲しいような気がするけど、十分満足しました。サリー・ホーキンス好きなので彼女が出てきたのも嬉しかった。
