MIQADDAMS

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのMIQADDAMSのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ベストムービーにチャーリーとチョコレート工場をあげるほど前作が大大大好きなので、その前日譚ができると知り、もう一年以上楽しみにしていた本作。

監督がこの方の時点で、私が前作でツボを突かれていた、あの少し"どく"のある雰囲気じゃないことは分かっていたけど、予想以上にキラキラした世界観で、ミュージカル色が強くて、"どく"好きの私としてはすこし残念。。

特にウォンカ様の人物像が全く違っていて、前作で子供・人が嫌い(苦手)なところが魅力的だったのにその片鱗が一切見えない(むしろ子供と仲良い)のが個人的には哀しかったかなぁ...

完全に、「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚じゃなくて、「夢のチョコレート工場」の前日譚。
なんでチャーリーと〜の前日譚って打ち出してるんだろう、、やっぱり知名度の問題なのかしら、、
ティムバートン版の正統派続編と思って観ると、アレ...?となっちゃうので注意。

でもでも、全くの別物としてみればとても良かったし、嫌いな人はいないだろうなあと思った。

中盤あたりで軽いBGM程度に大好きなPure Imaginationが流れて、あ🥹となったら、最後盛大にフィナーレの曲として使われてて良かった。あれは本当に名曲🥹🥲

この監督は本当、老若男女誰もが笑顔になれるようなハートウォーミングな大衆映画を作るのが天才的に上手。
これからの新作も全部追っていきたい🌼