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ウォンカとチョコレート工場のはじまりのjeffk4planのレビュー・感想・評価

5.0
【◯】
・残酷な啓発をチョコレートで包み込んでやんわりと伝えてくる。
前作『チャーリーとチョコレート工場』では、処世術や普遍的に通用する考え方を説いていましたが、今作でも多くのメッセージを伝えてきます。
夢を持つことの大切さ、勉学の重要性、善人と悪人の見分け方、才能をどう活かすか、思考し工夫し発想することの大切さ、甘味の過食による影響etc...
チョコレート連合は、まるで日本の通信業界そのものでした。
三木谷さんはウィリー・ウォンカになれるのでしょうか。行く末が楽しみです。

他の作品なら、重く暗い雰囲気になってしまい見るのを嫌悪してしまう所を、チョコレートでコーティングしているので、子供の啓発などにも見せることができます。
ファンタジーなのにリアリスティック。甘いのに苦い。

・ミュージカルシーンが最高すぎる。
前作でもウンパルンパのダンスなど音楽を上手く活用していましたが、今作ではミュージカルシーンに力を入れています。
ティモシー・シャラメの美声はもちろん、字幕を見なくてもなんとなく意味がわかる優しい歌詞。
後半はミュージカルシーンの度に感動していました。
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