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ウォンカとチョコレート工場のはじまりのnamのレビュー・感想・評価

4.0
「子どもから大人まで楽しめる王道ファンタジーミュージカル」

字幕版にて。ティム・バートン版の前日譚と期待する方が大多数いてプチ炎上気味でしたが、ティム・バートンが監督しなければあの世界観は作れないし、「チャーリーとチョコレート工場」にそごで思い入れもないためフラットな気持ちで鑑賞。

さすがハリーポッターのプロデューサーとパディントンの監督、ファンタジーやエンタメ作として王道で幅広く楽しめる作品に仕上がってました。

ミュージカル好きとしても曲数も多めで楽しいし、負け犬たちが結託し、協力して困難を乗り越えていく構成も面白い。

監督が子供の頃原作に馴染みがありつつ、影響を受けているのは1971年版の「夢のチョコレート工場」らしいので知らなかったですが楽曲やウンパルンパの見た目、動きなどオマージュも多数あるようです。

ティムバートン版「チャーリーとチョコレート工場」に強い思い入れがある方は要注意ですが、それ以外は誰もが楽しめる王道なエンタメに仕上がってます!
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