けん

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのけんのレビュー・感想・評価

3.3
監督 ポール・キング

18年前のティムバートン版を観ていない人も、内容を忘れてしまった人も、ぜんぜん大丈夫。というか、ほぼつながりは無いんだ。

ティムバートンのウォンカは、もっとダークなキャラだったと思うけど、ティモシー・シャラメのウォンカは、ピュアで夢見る好青年。ティモシーは、どんどんビッグな俳優になるんだろうな。

児童書を映画化したファンタジーミュージカルだけど、大人でもぜんぜん観れるんだ。だんだん、既得権益で甘い汁を吸うおっさん経営者連合と、業界に風穴を開けようとするスタートアップ経営者の戦いに見えてきたよ。

最近、社会問題や史実を題材にした作品とか、スリラー作品とかばかり観ていたから、こういう理屈抜きに楽しくてキュートな作品は心が洗われたよ。
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