監督 ポール・キング
18年前のティムバートン版を観ていない人も、内容を忘れてしまった人も、ぜんぜん大丈夫。というか、ほぼつながりは無いんだ。
ティムバートンのウォンカは、もっとダークなキャラだったと思うけど、ティモシー・シャラメのウォンカは、ピュアで夢見る好青年。ティモシーは、どんどんビッグな俳優になるんだろうな。
児童書を映画化したファンタジーミュージカルだけど、大人でもぜんぜん観れるんだ。だんだん、既得権益で甘い汁を吸うおっさん経営者連合と、業界に風穴を開けようとするスタートアップ経営者の戦いに見えてきたよ。
最近、社会問題や史実を題材にした作品とか、スリラー作品とかばかり観ていたから、こういう理屈抜きに楽しくてキュートな作品は心が洗われたよ。