purity7

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのpurity7のレビュー・感想・評価

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ただただシャラメを愛でようと思って観たんですけど、マジクソ野郎なオリヴィア・コールマンの演技がいっぱい観られて、胸がいっぱいです。下品な仕草も、意地悪な顔も、急に色目遣いしだす様も、全てカンペキ!!!

で、シャラメのお母さんがサリー・ホーキンスとか反則が過ぎるわ。ラスト、絶対泣かされるやつやん。もちろん気持ちよく泣かせてもらいました。

囚われ仲間のパイパー、どっかで見たことあると思ったら「ソニック・ザ・ムービー」のレイチェルだった!この人の目を見開いた表情、大好きなんですよね〜

あと、不意にローワン・アトキンソンが出てきてめちゃくちゃビックリした!まだまだ元気そうで、嬉しい!白目の剥き方とか、Mr.ビーンそのまんまでしたね。

私がこの映画を楽しむにあたって最大の障害は、チョコレートが好きじゃないってことでして。まだ「夢のチョコレート工場」に出てきた板チョコは、なんとかわからなくもないんですけど、この作品に出てきた、色んな造形と色と素材を組み合わせた立体感のあるチョコレートは、マジで存在意義が理解できない。スルメ工場とか明太子工房とか燻製屋とかなら、ワクワクできるんだけどなー。

というわけで、楽しみきれない所があったかもしれないけど、美しく歌い踊るシャラメがめいいっぱい味わえて、文句はございません。直前まで「ボーンズ・アンド・オール」の撮影してたとは思えないくらい、HatfulなDreamを見せてもらって満足です。


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