コーディー

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのコーディーのレビュー・感想・評価

3.7
チョコの名店が市場を独占する街で様々な妨害に遭いながらも夢を叶えるためキラキラシャラメが最高に甘くて優しい魔法を振る舞う!
チョコは人を選ばない…と人懐っこいウォンカが母親譲りの誠実さと無邪気さで皆の心と舌を掴んで行く展開が素敵でした。

魔法で何でも出来ちゃうウォンカがチート過ぎるけどw何のためにチョコを作るのか、というテーマの中に無邪気さと少しの哀愁を漂わせるティモシー◦シャラメがやっぱり素晴らしい!個人的にミュージカル映画として印象に残る曲が少なかったのは残念やけど、非道な割に可愛げのある悪役などw魅力的なキャラクター達がスクリーン狭しとドタバタ劇を繰り広げてて観てるだけで楽しい。

まあ監督の前作『パディントン』程の高揚感や心に響くものは無かったものの、陽気な歌やダンスで新しい世界を切り拓いていくウォンカの遊び心がウンパルンパの皮肉をも優しく包み込んでて、子供から大人まで楽しめる良いバランスの映画でした。