けーご

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのけーごのレビュー・感想・評価

4.2
 母が作ってくれたチョコレートに魅了され、夢を見ることを禁じられた街で自分の店を持つことを夢見るウィリー・ウォンカ。
 無一文で泊めてくれるという宿主に騙され、街でチョコレートを独占的に販売する企業の社長たちに新規開店を邪魔されるもウォンカは母との夢を諦めずに仲間たちとある作戦を実行する。ーー

本作への一言
『若き日のウォンカ、歌手にしてマジシャンにして超一流のチョコレート職人。』

 多分人生初のクリスマス当日に映画館へ。もうこれしかないという作品を観てきました。いやー、ティモシーのウォンカ。いいですな。。。同じジョニー・デップの役なら髪型とハットをかぶる姿から『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッター感あったけど(笑) ぜひそっちも作ってもらって←

 気になる映画の感想ですが、ほぼ予告や前評判無しで行きました。5割が歌ありダンスありのミュージカル映画のようでした。ウォンカ以外の登場人物たちも歌って踊ってだし、チョコレートが出るシーンはどれも美味しそうで色彩鮮やかでした。
 吹き替えで観ましたがこれはプロの声優さんや俳優さんではなく、アーティストの花村想太さんがウォンカ役を演じて完璧でしたね。歌のシーンは抜群だし何より声優としてもゲスト感が全くなくて新人の声優さんと言っても自分は疑いません!それくらい声って大事だなって思いました。本当にハマり役。夢を諦めずチョコレートを作り続けるウォンカと花村さんの普段のイメージがマッチしてました。

 前作を子どもの頃に見たので前日譚だけど続きを見れて良かった!開店したチョコレート店が前作のチョコレート工場と似せてあって懐かしかったのが良かったけど、強いて言えば前作は歯科医のお父さんにチョコを禁じられた子どもの頃のトラウマがウォンカにはあったけど今回はお母さんとの約束?って感じで繋がりを感じなかったというかそこのシナリオが破綻しててずっとモヤっとしてた。自分が無知でこの両親との過ごした幼少期が合ってたらごめんなさい。

 皆さんもぜひ劇場でティモシーの美しさと花村さんの美声に酔いしれてください!次はティモシーの歌声を聴くために字幕で観ないと!
けーご

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