のんたった

ウォンカとチョコレート工場のはじまりののんたったのレビュー・感想・評価

4.1
可愛いに溢れてるだけじゃなく、ティモシーをはじめとした俳優陣のおかげで作り物の可愛さというよりも絵本のような幻想的な印象が強かった

テーマとしてはありふれたものなのかもしれないが、チョコレートと映画について考える機会になった。

チョコレートというと休憩のイメージが強い。おやつであったり、作業の合間だったりと一息つく時間と相性がいいように思う。それは映画も同じではないだろうか。長い長い人生において、映画の世界に飛び込むことはほんの数時間の心の休息になり得ると感じる。
この映画は特にチョコレートが強い映画だと感じた。チョコレートを作る話だからということだけではなく、とびっきりの甘さの中にほんのりと苦味の残る、疲れた時に見たくなるような映画。