えみ

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのえみのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

・王道のミュージカル映画。美しくて夢のある世界観とふんだんにお金をかかっているであろうセットや演出でブロードウェイミュージカル見てるみたいな贅沢な気持ちになれた。

・キラキラでピュアで、でもかなりイカれてるティモシーシャラメとしっかり者の少女のバディものな時点でおもしろいに決まってる。
2人を取り巻くキャストも豪華でこの人みたことある!という人が沢山出ていた。ウンパルンパがヒューグラントなのにも驚いたし、母親役のサリーホーキンスも顔は似てないのにウォンカの母!という説得力があった。
悪役がやたら多いんだけど全員かなりコミカルで憎めない。

・劇中のナンバーも楽しくて耳に残った。特に洗濯部屋の曲が環境音から始まる出だしといい、タンゴっぽい曲調といいシカゴのCell Block Tangoのオマージュ?
ウォンカとヌードルが風船持ってパサージュの上で踊るシーンも夢みたいでロマンチックだった。

・チャーリーとチョコレート工場とは全くテイストが違う作品として成立しているので、こんないかにもシリーズ2作目です、な日本語タイトルじゃなくてもよかったのでは?
原作の日本での知名度を考えるとしょうがないのかな。
えみ

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