やっと観れた。
最近観た中で1番面白かった作品。
イギリスの階級制度をエンタメとミュージカルというオブラートで包んだ良作。
貴族と貧民の対比、対立構造や寡占から大衆食への変遷などを彷彿とさせる。
チョコの価値がお金に勝り、賄賂にすらなる世界でウォンカは利益よりも愛や幸せ、そして夢をチョコという魔法で叶えていくが、、
恐らく今作以降は産業の独占により価値を持っていたチョコがウォンカの売る安くて旨いチョコに淘汰されていく。結果的に価値の天秤はチョコからお金に傾いていく。それはウォンカの中でも同じこと。彼の天秤を戻すのこそが若き日のウォンカのようにチョコへの愛を持つチャーリーなのだと思う。
チャーリーとチョコレート工場の前日譚としても1本の映画としても完成度の高い名作だと思う!ウンパッルンパッ🎶